新年、明けましておめでとうございます。福岡DEサロンの相徳です。
昨年末は、10月でブログの更新が止まり、「もうお店閉店したのかな?」と思われた方も多いかと思います。
ちょっとサボっていただけですので、ご心配なく!元気に営業しております。今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、以前「ED治療薬について」のブログをアップ致しましたが、今回さらに詳しくバイアグラについてご紹介たします。

できれば、お薬に頼ることなく…が一番いいと思いますが、時間がない、金銭的に薬の方が安価でよいという方も多いかと思います。ただし、きちんと理解して服用していただくと安心ですので、ぜひご参考になさってください!
【バイアグラとは】
バイアグラは、実は元々狭心症の治療薬として開発されました。開発者が偶然「勃起不全を改善する効果がある」ことを発見!(グッジョブ!)世界初の勃起不全改善薬として、1998年2月にアメリカでファイザー株式会社(コロナワクチンで耳にされたことがありますよね)により製品化されました。
発売当初は、「夢の薬」としてそれは男性の皆様喜ばれたことでしょう。
日本では、翌年の1999年3月に販売されました。2021年9月からファイザー株式会社からヴィアトリス製薬に販売が移管されています。
日本で発売当初は「ブルーダイヤモンド」なんて呼ばれていたんですよ!待ちに待っていた期待度がわかりますよね。
さて、「バイアグラ」は販売名で、有効成分は「シルデナフィル」ですので、製剤名は「シルデナフィルクエン酸塩錠」と言います。
同じ成分で、指定難病の肺動脈性高血圧症の治療薬として出ているのが、「レチバオ」という薬になります。同じ成分でも、「レチバオ」を勃起不全目的で処方することは保険適用外となります。 ちょっと、ややこしい話になってしましました(汗)
当初錠剤での発売でしたが、2016年には、舌の上で溶かして服用する「バイアグラODフィルム」も発売されました。

【バイアグラの有効成分】
繰り返しになりますが、バイアグラは錠剤、ODフィルムどちらも含まれる有効成分は「シナデルフィル」です。
日本国内では、この成分が「25㎎」と「50㎎」含まれている2種類のみ厚生労働省が認可をしています。
「100㎎」という企画は海外製品にはありますが、「150㎎」「200㎎」であれば、100%偽物ですので、ご注意くださいね!
有効成分以外にも添加物として含まれているものがあります。
・結晶セルロース
・無水リン酸水素カルシウム
・クロスカルメロースナトリウム
・ヒプロメロース
・乳糖水和物
・酸化チタン
・トリアセチン
・青色2号
どれも錠剤を形作るための添加物で、医薬品添加物として認められている成分ですが、もしご自身に合わない成分があるようでしたら服用は控えたほうがいいでしょう。
バイアグラODフィルムやバイアグラジェネリックは、バイアグラ錠剤と同じ有効成分が含まれていますが、添加物については異なります。
ですが、それによって大きな差が出ることはありません。まぁ、「ジェネリックは効きが良くない気がする…」という方は、正規品を服用された方がいいかもしれません。
何事も「気持ち」は重要ですからね(笑)
【保険適用になる?】
「バイアグラが保険適用になった!」と耳にされた方もいらっしゃるかもしれませんが、「不妊治療を目的とするED治療の場合のみ保険適用になります。
もし、偽って保険適用で処方してもらうと、2~3ヶ月後に保険者から「医療費の案内」のはがきが来ますので、ご家族の方にわかってしまいますのでお勧めしません。
ちなみにED治療が保険適用になる条件が次のようになります。

・泌尿器科で5年以上の経験を有する医師から処方を受ける
・他の医療機関からの紹介で治療する場合、十分な情報共有がされている
・EDガイドラインに基づき、EDと診断されている
・本人もしくはパートナーのいずれかが6ヶ月以内に不妊治療を受けている
・1回の診療で処方される数量はタイミング法における1周期分に限り4錠以下である
・投与の目安を6ヶ月間とする
・処方箋の備考欄に保険診療である旨がきさいされている
【価格について】
ヴィアトリス製薬のバイアグラ(先発品)の薬価は、次の通りです。
販売名 | 薬価 |
バイアグラ錠25㎎(先発品) | 914.6円/錠 |
バイアグラ錠50㎎(先発品) | 1214.8円/錠 |
バイアグラODフィルム25㎎(先発品) | 974.6円/錠 |
バイアグラODフィルム50㎎(先発品) | 1404.1円/錠 |
病院ごとに値段が違うのは、これにどれだけ付加価値をつけているかの違いでしょうか?
なお、25㎎と50㎎の違いは、勃起時の硬さが25㎎の方が劣る傾向にあることです。
ただし、高齢者や健康に問題のある方へ処方することが多いということ。
健康状態に問題ない方には、基本的には効果を重視して50㎎を提案されます。
では、後発品(ジェネリック)の薬価はというと、1錠あたり25㎎で400円~700円、50㎎で800円~1,200円くらいです。
取り扱いのある製薬会社ごとに値段が違うようですね。ちなみに取り扱いのある製薬会社は下記の通りです。
・東和薬品
・陽進堂
・あすか製薬
・シオノケミカル
・キッセイ薬品工業
・富士化学工業
・大興製薬
・日医工岐阜工場
・アンファー製薬
・ヴィアトリス製薬
以上の会社から「シナデナフィル」という製薬名で出ているようです。
【どこで手に入るのか】
正規品である「バイアグラ」は、「処方箋医1薬品」に分類されているので、医師の診察と処方箋が必要です。保険適用者以外は自由診療になります。
今ではオンライン診療で手に入りますので、
日本国中の医療機関で入手可能ということになりますね。ただし、日本の医療機関でも偽薬を正規品と偽って処方しているところもありますので、注意が必要です。
一般的なドラッグストアや通販サイト、個人輸入では購入できません。もし、通販などで購入する場合、次のような危険性があります。
・偽造医薬品や粗悪品による健康被害
・本物と偽物の見分けが困難
・商品が届かないなどの詐欺被害
・自己判断での服用(副作用のリスク)
皆様、お気をつけください!

【効果的な服用方法と注意点】
「薬は食後」のイメージがあるかも知れませんが、バイアグラは「空腹時に飲む」が正解です!なぜかというと、食後に服用すると薬の成分が吸収されにくくなり、効果が落ちるんです。飲むタイミングは、性行為の1時間前。基本は水で服用しましょう。
水がない場合、お茶でも大丈夫ですが、脂肪分が含まれる飲み物、例えば、牛乳や乳製品の入ったコーヒーや紅茶などは薬の吸収を妨げる可能性がありますので避けた方が良いです。
逆に、グレープフルーツジュースで服用すると効果が効き過ぎて、「やったー!」ではなく、思わぬ副作用に襲われる可能性があります。
大変危険ですので絶対にしないでください。
噛み砕いて飲んでも早く効くことはありません。苦くて嫌な思いをするだけです。
作用時間は、服用後4~5時間です。ですので、性交渉が早く終わってしまったら、勃起したままで、「どうすればいいの?!」となることがあります。
1日の服用回数は1回までです。次に服用する時は、24時間空けてから服用しましょう。
そして一番大切なことが、バイアグラは、勃起した時にそれを補助してくれる薬です。決して性的興奮作用や、性欲増進効果はありません。
また、ほどよい飲酒は効果を引き出すこともありますが、飲み過ぎるとせっかくの薬が全く効かないことがあります。
【バイアグラを飲んではいけない方】
① バイアグラの成分に対して過敏症の既往歴のある方
② 硝酸剤あるいは一酸化窒素供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)を投与中の方(お薬手帳を確認しましょう。たくさんの種類があります)
③ 心血管系障害をもつなどで性行為が不適当と考えられる方
④ 重度の肝機能障害のある方
⑤ 低血圧(最大血圧90mmHg未満、または最小血圧が50mmHg未満)の方
⑥ 高血圧(安静時最大血圧170mmHg以上、または最小血圧100mmHg以上)で治療を受けていない方
⑦ 脳梗塞・脳出血や心筋梗塞の既往歴がある方
⑧ 網膜色素変性症(進行性の夜盲症)と診断された方
「バイアグラで突然死」のウワサがあるようですが、最初に発売されたアメリカでは、発売から7ヶ月の間に報告された死亡例のうち7割以上が元々心疾患があったそうです。日本国内でも死亡例がありますが、ニトログリセリン貼付剤等を使用中だったようです。
さて、今回はバイアグラを掘り下げてみました。次はレビトラをご紹介いたしますね。
著:相徳かおり