これまで、運動や栄養素のお話を致しましたが、「なかなか毎日続かないんだよなぁ…」と思っておられる方、これなら毎日続けられる三つをご紹介いたします!
1) 金魚運動(スイング運動)
① 仰向けに寝転がり、足は足首を直角に立てる
② 手を首の後ろで組み全身を左右に揺らす
③ 1~2分ほど左右運動を続ける
これなら、くつろいでいるときなどテレビを見ながらでもできそうですよね!
ポイントは、体が温かくなるまで続けるのがポイントです。
この運動は、骨盤のゆがみを正したり、全身の筋肉をほぐしたりしてくれます。
筋肉がほぐれることで血流が良くなるので勃起力もアップすることが期待できます。
2) 睾丸マッサージ
陰のうは男性ホルモンの一つであるテストステロンの95%が分泌される場所で、テストステロンが産生されるとドーパミンが分泌されます。
ドーパミンには興奮作用があり、勃起を促す命令を脳にだします。
① 股関節のストレッチを行う
② 38~39度のお湯に15分程度浸かる
③ 両手で睾丸を包み込むように持ち、下に優しく引っ張って伸ばします。戻したら親指で軽くなでる
④ 精管(それぞれの睾丸の根元部分)を親指と人差し指をつかってもみほぐす
⑤ 睾丸を手のひらに優しく乗せて、親指以外の4本の指先でポンポンと振動を与えて、お手玉をするように緩ませていく
⑥ 左右の人差し指、中指、小指を恥骨の裏側に入れるイメージでギュッと押し上げる
3) 精管ほぐし
① 陰のうの上のタプタプしているところを親指と人差し指でつまんで横にスライドさせる
② 横にスライドさせると束になっているものがあるので、その束をパラパラとほぐす
中には精管が1本あり、精巣静脈という細かい血管があります。そこがあまりにも細かいので絡まってしまうと精子の通りが悪くなります。
精管ほぐしをすることで、射精感があがります。
正しいやり方を記載しましたが、ご自身のできる範囲で毎日の生活に取り入れていきましょう。
2)3)は、湯船に入っている時にいいですね!
余談ですが、睾丸マッサージは、「ジャップカサイ(JAPKASAI)」と呼ばれ、タイ古式マッサージの一つとして古くから伝わるもので、主に「男性の精力増強」を目的として行われています。
その起源は、約2500年前のブッダ(お釈迦様)の時代に遡ると言われています。
本来のシャップカサイは「タイ古式マッサージの秘伝の奥義」とされ、絶妙な指先のスキルを習得した優秀なセラピストだけに伝授される希少な施術方法だそうです。
今も昔も、男性の精力増強は、必要なのですね。
今回は写真がないのが残念ですが、カウンセリングを受けられた方には詳しくご説明させていただきます。
こちらの記事もおすすめです!
20代も意外と多い勃起力の低下
著:相徳かおり